幼き頃を思い出し、大人も大興奮？！ 男の子に大人気『トミカ博』『プラレール博』の魅力に迫る。

多くの子どもたちを虜にしている『タカラトミー』の玩具。
なかでも、男の子に絶大な人気を誇っているのが『トミカ』と『プラレール』だ。
実際、筆者の3歳の息子は毎日のようにトミカの車を走らせ、プラレールの線路を自由に組み立てて遊んでいる。
今回は、そんなタカラトミーの玩具の魅力を存分に体験できる『トミカ博』と『プラレール博』について紹介。
長期休暇時に開催される、子どもに大人気のイベントを要チェックだ。

車が大好きな子なら『トミカ博』でキマリ！

トミカとは、ミニカーのこと。
外国車や大型モデルが主流だった1970年に、「日本の子どもたちに国産車のミニカーを届けたい」という想いのもと、手のひらサイズのミニカー＝トミカが誕生した。
素材や細部にこだわったデザインが多くの子どもたちを魅了し、趣味として収集し続けている大人もいるほどの人気ぶりである。
そんなトミカの人気を1箇所に集めた大型イベントが『トミカ博』。
その魅力をいくつか紹介しよう。

その1：イベント限定のトミカを貰える

入場する際、必ずイベント限定のトミカやプラレールをプレゼントしてくれる。
デザインがカッコよく、通常店舗では手に入らない非売品だから、トミカ好きな子どもなら飛び跳ねて喜ぶこと間違いナシだ。
入場料が当日券で大人1,000円・子ども800円なので、新しいトミカを買うことを考えればだいぶお得だろう。

その2：圧巻の巨大ジオラマは大人も必見

館内中央の広いスペースに設けられている巨大ジオラマは「スゴイ」の一言。
歴代のトミカが展示され、プラレールが走り、子どもたちが目をキラキラ輝かせながら飽きることなく眺めている。
自宅では到底作ることのできないトミカの世界が広がる、大人も見入ってしまうコーナーだ。

その3：アトラクションで遊べる

入場口付近の展示コーナーだけでお腹いっぱいになるが、それだけでは終わらない。
1枚100円のプレイチケットが販売されており、工場と同じ機械を使ってネジ付けの作業も見ることができる『組み立て体験』やトミカをハイウェイで走らせることができる『ハイウェイパトロール』など、魅力を存分に体験できる。
1,000円で11枚綴りのお得なチケットも販売されているので、どんなアトラクションで遊ぶかを子どもと相談した上で購入しよう。

その4：お姉さんと楽しめるステージショー

メインステージでは、お姉さんとトミカのキャラクターが登場。
「トミカ、トミカ、プラレール♪」とお馴染みの歌とダンスが披露される。
最近ではYouTubeでも配信されているので、歌詞や振付を覚えている子どもがたくさん。
一緒になって歌ったり、踊ったりしている。
トミカやプラレールの新商品に関するクイズも出題され、大人も一緒に時間を忘れてステージショーを楽しむことができる。

青色の線路を繋げるのが日課の子には『プラレール博』！

初めてプラレールが発売されたのは1959年。
子どもが手に取り、眺め、遊ぶにふさわしい大きさと重さを考慮してデザインされている。
1961年に初の電動化プラレールが発売されて以来、新幹線や新型車両のモデルが随時登場している。
55年以上全く変わっていないのが、プラレールの象徴でもある「青いレール」。
連結部分も大きさも同じ形。唯一変わっているのは、車両がスリップしないように凹凸加工がされていることだ。
そんな、大人もつい夢中になってしまう『プラレール博』の魅力に迫ろう！

その1：トミカ博と同じく、巨大ジオラマは必見

青い線路が何本も走る、プラレールの世界がそこにある。
線路のタワーを車両が昇っていったり、山奥を駆け上がる様子を表現したり、モノレール型のプラレールが走っていたり、様々なシーンが目の前の広大なスペースに再現されている。
トミカもいくつか展示されており、ひとつの大きな街が作られているのだ。

その2：でっかいプラレールに乗れるアトラクション

アトラクションの利用料金はトミカ博と同じ。
100円のプレイチケットを購入する形だ。
なかでも子どもに人気なのが、大きいプラレールの上に乗って走ることができる『乗ろうよ！大きなプラレール』。
順番待ち必至だが、大好きなプラレールの上にぜひとも乗せてあげたい。
そのほか、プラレールを自由に組み立てられる広場『プレイランド』もある。
こちらは無料で遊べるので、地べたに座り込んで夢中になっている子どもでいっぱいだ。

その3：ショッピングゾーンで記念商品が買える

子どもより、大人が夢中になってしまうかもしれない。
館内に併設されているショッピングゾーンでは、新型・旧型車両がモデルとなった、ここでしか買えないプラレールがたくさんある。
あなたが子どもの頃に乗ったことのある車両があるかもしれない。
子どもに一番人気なのは、カラーバリエーションが豊富なスケルトンのレールだ。
通常店舗では青色のレールしか買えないが、ここではカッコいい限定色が手に入る。
色んな形のレールを欲しがる子どもにとって、量り売りなのも魅力的なポイントだろう。

おわりに

展示やアトラクションがいっぱいなので、あっという間に時間が経過する。
人気があるので混雑は避けられないが、足を運ぶ価値は十分にあるだろう。
少しでもスムーズに遊びたければ、平日に利用するのが一番いい。
もしくは開場時間ではなく、午後イチに行けば比較的空いているという情報もある。
あなたの住む地域で開催される際には、ぜひ遊びに行ってはいかがだろうか。