あなたは必ず2度驚く！鶏肉・野菜・魚……“食材丸ごと”絶品料理を堪能できるレストラン3店

美しさ重視の高級料理もいいが、たまには食材を丸ごと使った豪快な料理はどうだろう。
“丸ごと料理”の魅力は、小手先で勝負せず、食材が本来持っている“旨味”で勝負していること。
そのため、ロースト・煮込み・グリルといったシンプルな調理方法を採用している場合が多い。
今回は、そんな素材の美味しさを丸ごと味わえる絶品料理を提供するレストランをご紹介しよう！

1.お腹いっぱい鶏肉を食べ尽くそう！ ～　QUEEN OF CHICKENS

新橋本店のほか、大阪・千里中央、恵比寿、秋葉原に出店。
看板メニューは、2日間マリネされた鶏肉を丸ごと1羽ローストした『ロティサリーチキン』。
店頭のロティサリーでじっくりと焼き上げることで、香ばしい匂いが店内に広がる。
口に入れるまでもなく、そのジューシーさを感じられるだろう。

1／4羽から注文できるが、男性なら1羽丸ごとガッツリ食べたいところ。
食べきれるか不安になるが、門外不出のスパイスの味があなたの口を飽きさせない。
あっさり完食できてしまうはずだ。

店内は、全店舗に共通して開放感あるアメリカンな雰囲気。
友人同士の飲み会はもちろん、デート使いにもオススメだ。
ランチは、サラダ＆スープ付き（お代わり自由）でロティサリーチキンをお得に味わえる。
ディナーは、飲み放題付きのコースプラン。
人気の樽詰めスパークリングワインと共にQUEEN OF CHICKENSの魅力を存分に楽しめる。

2.丸ごと魚料理の王道、アクアパッツァを食す ～　La Scogliera

イタリア語で“岸壁”という店名を持つ『La Scogliera』。
赤坂御所前に店を構える、南イタリア魚介料理専門店だ。
八丈島出身のオーナーは現役の漁師。
ほぼ毎朝築地に足を運んで、厳選した天然の魚介を仕入れている。
なるべく本物の地中海の味を届けたいという想いから、シェフの腕が随所に光るメニューばかりである。

オススメしたいのは、魚を丸ごと使った『アクアパッツァ』。
当日の朝に仕入れたばかりの鮮魚がショーケースに並んでおり、その中からお好みの1匹を選ぶことができる。
イタリアの伝統的な手法にあやかり、八丈島近海の海水と新鮮トマトだけで丁寧に煮込む。
ほどよい塩気とスープに染み込んだ魚の旨味がなんとも贅沢。
骨をちゃんと抜いてくれているので、綺麗に食べることができる。
魚1匹を丸ごと使った見た目からも、まさに南イタリアの魚料理の代表格にふさわしい一品だ。

ちなみに、鮮魚の調理方法は様々。
香草オーブン焼き、ホイル焼き、ムニエル、オリーブオイルソース煮など、好きな方法を選べる。
丸ごとグリルでシンプルに仕上げて、本来の味わいを楽しむのもひとつだ。
その魚に適した調理方法もあるはずなので、分からなければウェイターに聞いてみよう。

3.野菜専門バルの名に相応しい品揃え！ ～　 WE ARE THE FARM

2015年11月15日恵比寿に新店舗がOPEN！
コンセプトは、「その土地、その日に採れた、旬のお野菜」。
千葉県にある自社農園で無農薬・無肥料で栽培した野菜をその日の朝に収穫し、店舗まで直送。
採れたての風味と旨味を生かした、丸ごとオーガニック野菜料理を提供している。

オススメメニューは、『本日収穫の畑の鉄板バーニャカウダ』。
グリルされた野菜が丸ごと鉄板の上に盛られており、見た目がとてもゴージャスな一品。
打木源助大根、ブロッコリードシコ（ブロッコリーの種）、黒田五寸人参、奥州玉葱など、品種改良していない固定種のみを扱っているこの店では、聞いたことのない様々な野菜と初対面できる。
塩・醤油・醤油麹のタレが付いているが、最初の一口目は何もつけずに食べて欲しい。
土作りにこだわった畑が育んだ野菜は、ごまかしのない、自然本来の甘さを味わえるはずだ。

店内は、西洋バルをイメージしたオシャレな雰囲気。
オープンキッチンが開放的で、インテリアもシンプルでかわいい。
野菜料理中心ということもあり、女性が喜ぶこと間違いなし。
『岩中豚の鉄板ローストステーキ』や『黒毛和牛A5ランクのサーロインステーキ』など、こだわりのお肉料理も機会があれば味わってほしい。

おわりに

ウェイターがサーブした料理に「すごい！」と驚き、口に入れた瞬間に「すごい！」と再度驚く。
丸ごと料理の魅力は、素材そのもの味わいだけでなく、見た目のダイナミックさも楽しめることだろう。
1つのメニューで2度も感動できる食材丸ごと料理を、ぜひとも味わってもらいたい。