初心者は湘南・小田原・しまなみ街道から入るべし?! ファースト長距離サイクリングのおすすめスポット
ロードバイクやクロスバイクを買ったら、いつかは長距離サイクリングに挑戦したい!そんな人も多いはずだ。
風の心地よさを感じつつ、ちょっとした冒険気分を味わえるのは、街乗りでは得られない愉しみだろう。
そこで今回は、サイクリング初心者に向けて、気軽にサイクリングができるルートや、サイクリング旅行におすすめのスポットを紹介する。
荒川、多摩川……川沿いのサイクリングロードを走ろう!
東京近郊には川沿いを中心にサイクリングロードが数多くある。
車やバイクの走行に気をつかうことなく、信号や人の横断によるストレスを感じずにどこまでも走れるのが魅力だ。
たとえば、ロードバイクのトレーニング場所として有名な「荒川サイクリングロード」。
埼玉県比企郡滑川町と熊谷市にまたがる武蔵丘陵森林公園から、東京都江戸川区の葛西臨海公園にいたる荒川沿い約90kmにわたる。
このルートの特徴は、武蔵丘陵森林公園のほか、彩湖・道満グリーンパーク、秋ヶ瀬公園といった自然豊かな公園と隣接しているところだ。
のんびり休憩しながらこぎ進めてはいかがだろうか。
東京西部にアクセスしやすい人は、東京都羽村市の羽村取水口から羽田空港まで多摩川沿いに約60km続く、「多摩川サイクリングロード」がおすすめだ。
自由が丘や二子玉川、駒沢などが最寄りとなるこのルートは、坂道が少なくカフェなどの飲食店もルート沿いに点在しているので初心者には心強い。
サイクリング旅行に挑戦!初心者は湘南・小田原と「しまなみ街道」から入るべし
長距離を走ることに慣れてきたら、思いきってサイクリング旅行はいかがだろう。
小回りがきく自転車の特徴を生かせば、車や電車ではアクセスしにくい場所に足を伸ばせるし、訪れたことがある場所でもいつもと違った目線で新しい出会いや発見が期待できる。
初心者におすすめなのは、輪行袋(キャリーバッグ)を持参すること。
そうすれば、行きは自転車、帰りは電車といったように、無理せずサイクリング旅行を楽しめる。
たとえば、湘南・小田原エリアはいかがだろう。
ゆったりと景色を眺めながら、名所やグルメスポットをめぐる。
紅葉や新緑のシーズンを狙うのもおすすめだ。
尾道から今治を走る、瀬戸内海の「しまなみ海道」は、サイクリストに大人気のルートだ。
潮風を感じつつ、青い海と個性豊かな瀬戸内海の島々の風景を眺めながら、こぎ進めるのはいかがだろう。
「しまなみ海道」に訪れるのなら、尾道エリアにある宿泊施設「ONOMICHI U2」(https://www.onomichi-u2.com)もチェックしてみてほしい。
ここはなんと、すべての客室が自転車持ち込み可能な宿である。
施設内には工具を借りてメンテナンスができるリペアコーナーや、自宅から宿へ、宿から自宅への自転車配送も承る。
初心者や自転車好きにはたまらないサービスだ。
距離に不安を感じる人は、まずは往復10kmを目安に走ってみることをおすすめする。
最初は苦戦するかもしれないが、数か月練習すればすぐに40~50kmを走れるようになるだろう。
自分の脚で切った風を感じる楽しさをぜひ多くの人に味わってもらいたいものである。
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