土鍋で簡単薫製、便利グッズも……今、燻製男子が熱い!
家庭でさまざまなものを燻して作る「自宅薫製」が流行中なのをご存知だろうか?
そのブームとともに、色々なものをスモークにして自分で酒のつまみを作ってしまう「薫製男子」が登場しはじめている。
かっこよく美味しい燻製をサーブできれば、女性はきっと、驚きとともにときめきを抱くこと、間違いなし。
「どうやって作るのか?」「そもそも大きな機器が必要なのでは?」と思われる方も多いだろうが、実は、とっても簡単なのだ。
そもそも燻製とは何か?
燻製とは煙に囲まれた容器などにお肉や魚などの食材を入れていぶすこと。
食材の保存期間を伸ばしたり、うまみを凝縮させたりする加工方法のひとつだ。
燻製には温度によって3つの調理方法に分けることができる。
1.熱燻(ねっくん)
一番難易度が低い調理方法。80度以上の高温で1時間という短期集中でいぶし上げていく。一番食材のうまみが出る調理方法である。
オススメ材料は、アーモンドや魚類など。
2.温燻(おんくん)
30度から80度程度の温度で、約1日程度いぶしていく。
ベーコンやスモーク・ジャーキーなど、一般的に燻製と呼ばれているものは、この方法でできていることが多い。
オススメ材料は、鶏肉や魚介類。
3.冷燻(れいくん)
15度から30度の温度で長期間(1〜4週間)いぶす必要があり、素人にはかなり難しい調理方法である。
代表的な製品は、生ハムやスモークサーモンなど。
タラコ、プロセスチーズの燻製もオススメだ。
意外と簡単!土鍋と網で簡単燻製のできあがり
燻製というとかなり調理が難しいというイメージ持ちがち。
しかし、実は100円ショップで販売されている土鍋でも簡単にできてしまう。
その他、網、サクラのチップ、ピートスモークチップを用意すれば準備OKだ。
調理工程は簡単!
以下の3つのステップを踏めば、スモークチーズができあがる。
①土鍋にアルミホイルを敷き、2つのチップを混ぜ合わせる。
②土鍋に火をかけて煙が出てきたら、ふたをとり、網を載せる。
③網の上にチーズをのせ、再びふたをする。
必要な時間は約1時間。
約1日程度は冷蔵庫で保存できるので、次の日の仕事を頑張った自分へのご褒美にお酒と一緒に楽しむのもいいだろう。
すでに加工済みのスモークチーズが売られているが、自分で燻したものと比べたら薫りが全く違うに気づくはずだ。
これさえあれば、だれでも薫製男子!燻製作りに便利なグッズ
SOTO スモーク スターターキット
http://item.rakuten.co.jp/e-kurashi/1511224/
ラーメンの出前に使われているような縦に長い四角い箱。
中にはチップを入れる場所や網が用意されているため、初心者でも簡単に燻製を作ることができる。
SOTO スモークポット
http://www.shinfuji.co.jp/soto/products/st-126/
こちらもSOTOの商品であるが室内で燻製を作るために開発された。
100円均一の土鍋よりも中が大きいため、より大きな食材を燻製にすることができる。
何よりオシャレなので、女性ウケもいいだろう。
snow peak コンパクトスモーカー
https://store.snowpeak.co.jp/page/126
少しお値段が張り1万円ほどするが、その分、多くの食材を格納できる。
2段仕様でコンパクト設計になっているので持ち運びにも便利だ。
これであなたも簡単に燻製を作ることができるように!
想像以上に簡単にできるので驚いたかもしれない。
キッチンを奥様にすべて握られている人も、一度交渉して自分が食べたい材料を使って燻製を作ってみよう。
自分が時間と手間をかけて作る燻製は、近くに売っている商品よりもきっと美味しい。ぜひ試してみよう。