酒の肴を作ろう! 5ステップで超簡単…揚げたてジューシーな唐揚げレシピ
1日の疲れを吹っ飛ばす、風呂上りのビールが最高に旨い。
暖かくなるにつれ、ますますお酒の勢いが増している人も多いだろう。
さて、そこで注目したいのが肴やツマミ。
出来合いのお惣菜を買ってきたり、乾物で済ませているかもしれないが、せっかくなら、居酒屋のような出来立てホヤホヤの美味しいお供が欲しいところ。
「だったら、自分で作っちゃおう!」
今回は定番の”唐揚げ”に挑戦してみた。
5ステップで簡単に作れるようまとめたので、是非とも参考にしてもらいたい。
STEP1:材料・事前準備
・鶏もも肉:300g(カット済でも可)
・にんにく/しょうが:各1片
・醤油:大さじ2
・酒:大さじ2
・塩/胡椒:適量
・ごま油:小さじ1
・サラダ油:適量
・薄力粉/片栗粉:適量
0.大きめのビニール袋を用意。
1.鶏もも肉は大きめの1口大にカット、にんにく・しょうがはおろし器でおろす。
2.具材を全てビニール袋に入れ、醤油・酒・塩・胡椒もふりかける。
3.ビニール袋をしっかり閉じてよく揉み込み、30分~1日ほど冷蔵庫に置いておく。
STEP2:油を熱し、薄力粉/片栗粉をまぶす。
1つ目のポイントは、揚油の用意。
小さめのフライパンに、半分くらいのサラダ油を入れる。
通常は専用の大きなお鍋にたっぷりの油を注ぐが、後処理が面倒だし、油がもったいない。
中火にかけて、熱しておこう。
油を熱している間に、漬け込んでおいた鶏肉の準備を進める。
5~8個ほど取り出して、胡椒を満遍なくふりかけ、風味をつける。
大きめのビニール袋を用意し、
その中に薄力粉と片栗粉を”大さじ4″ずつ入れる。
鶏肉を薄力粉・片栗粉の入ったビニール袋に入れ、
空気を含ませながら袋を閉じ、上下左右によく降る。
別容器を用意する必要もなく全てビニール袋で完結するし、手を汚さずに衣をつけることができる。
2つ目のポイントは、
薄力粉・片栗粉をまぶすのは、揚げる直前に行うこと。
時間が経ってしまうと鶏肉の水分が出てしまい、ネチャッとした衣になってしまうので注意。
STEP3:鶏肉を揚げる(1回目)
薄力粉・片栗粉を軽く叩いてから、油に鶏肉を入れていく。
そのとき、ジュワジュワと音が鳴らなければ、火加減を強めよう。
丁度良いのは180度だが、ブクブクとした気泡があまり激しく立たないくらいが目安だ。
3つ目のポイントは、鶏肉を動かさないこと。
ついついお箸で突いてしまいたくなるが、衣が取れてしまうのでグッと我慢。
様子を見つつ、裏側をそっと覗いて、狐色に薄く色づいていたらひっくり返す。
「油が少ないのに、ちゃんと揚がるのか?」と不安に感じただろうが、鶏肉を”焼く”要領で両面を揚げれば問題ない。
全体的に狐色になったら、ボールなどの別容器に取り出していこう。
STEP4:鶏肉を揚げる(2回目)
鶏肉を全て揚げ終えたら、”2度揚げ”を行う。
別に難しいことはなく、同じ油でもう一度揚げるだけ。
狐色が濃く色づいたら、キッチンペーパーを敷いた平皿などに置いていこう。
STEP5:盛り付ける。
全ての鶏肉を揚げ終えたら、あとは盛り付けるだけ。
シンプルに塩・胡椒・レモン汁で食べてもいいし、スイートチリソースでエスニック風に頂くのもいい。
また、野菜を炒めて、甘酢餡と一緖に和えれば”酢豚”にも早変わりだ。
自作する&作りたての肴は、お酒がどんどん進むことだろう。
飲み過ぎに注意しつつ、色んなアレンジも楽しんでもらいたい。
おわりに
唐揚げほど、男性の食欲を満たし続ける料理はない。
子供時代はお弁当に入っていたら大喜び、青春時代は運動部で消費した体力を補うためにガツガツとかきこんだ。
20歳を過ぎればお酒のお供として欠かせない。
しかも、シンプルな醤油味だけでなく、塩やアジアンテイストにも様変わり。
なんと優秀なのだろう。
柔らかい唐揚げは、今日から卒業。
今回ご紹介したレシピを参考に、揚げたてカリカリのジューシーな唐揚げをビールと供に舌鼓して頂きたい。