『どえりゃあ~うみゃあ!!』東京で喰らう名古屋メシ3選!
名古屋めしと言えば、関東・関西とも大きく異なる食文化である。
その異質の食文化は、たびたびテレビに取り上げられる。
特異さ故に、ネタとして取り扱われることも少なくない。
そんな名古屋メシ。
赤味噌、天むす、ひつまぶしなどが簡単に思い出すことは可能だが、「食べたことはない」そんな方も多いのではないだろうか?
実は、男メシの宝庫と言っても過言ではない。
今回ピックアップしたすべて、サッと食べられる。ピリッとした旨辛さ。ガツンとボリューム満点。男メシの条件を備えたものばかりだ。
名古屋にわざわざ行く必要はなく、都内で食すことが可能な名古屋メシを名古屋近郊出身者が、セレクトしてみた。
話のネタにランチや同僚達との飲み会の機会に行ってみてはいかがだろうか?
1.あんかけスパゲティ
名古屋では、ビジネスマンがランチともなれば、スパゲティー屋に大挙する。
かく言う私も東京に来る前は、その一人だった。
もっちりした極太麺を油で炒め、ピリッと胡椒のきいたトマトペーストのソースが絡まっている。
そのソースの甘辛い香りが、食欲をそそられる。
店によって異なるが、トッピングは、ウインナー、タマネギ、ピーマンが一般的だ。
名古屋メシが都内でも比較的食べれる店は増えたが、「あんかけスパゲティ」だけは別だ。
なかなか食べられるお店が少ない。
食べられないと食べたくなる…人間の常。
その願望を抑えきれない私は、一時期名古屋あんかけスパゲティの元祖「ヨコイのソース」を幾度となく通販で購入していたほどだ。
そんなハマること間違いなしの「あんかけスパゲティ」を新橋で食することが可能だ。
中華の「あんかけ」のイメージは捨てて行くことをオススメする。
住所 東京都港区西新橋一丁目23-9河野ビル1F
営業時間 11:00~22:00
電話番号 03-5512-8677
http://tabelog.com/tokyo/A1308/A130802/13023883/
2.みそかつ
「カツ」といったら味噌である。
名古屋のカツ屋に入れば、100%味噌カツといっても過言ではない。
逆に名古屋近郊で育った私は、カツは味噌で食べるものだと決めつけていたほどだ。
名古屋で知らない者はいない 超有名店「矢場とん」。
名古屋メシの代表格といっても過言ではない。
実際サイトに、下記が記してある。
名古屋名物といえばみそかつ。みそかつといえば矢場とん
凄い自信である。
「赤味噌」と「とんかつ」。
どちらも重く、クドいイメージが付きまとう。
食す前に胸焼けを想像した人も少なくないだろう。
だが流石の人気店。
みそかつにあわせた良質な豚肉の選定、カリッとした揚げ方、油は厳選された油などのバランスが絶妙なのだ。
そんな矢場とんも都内で食すことが可能だ。
そこで、オススメは「わらじとんかつ」だ。
履物「わらじ」ほどの大きさのとんかつを味噌だれとソースの2種類の味で楽しむことができる。
住所 東京都中央区銀座2-11-2 銀座大作ビル
電話番号 (03)3546-8810
営業時間 11:00~22:00 (L.O.21:30)
定休日 毎週月曜定休
http://www.yabaton.com/modules/shop/index.php?content_id=10
3.手羽先
手羽先をカラッと揚げ、甘辛いタレを塗り、塩・胡椒などのスパイスやゴマを振りかける。
これほどビールが進む居酒屋メニューはないと言い切れる。
手羽先というと東京では、「世界の山ちゃん」を思い浮かべる方も多いだろう。
実は、名古屋では、「世界の山ちゃん」と人気を二分するのが、「風来坊」。
風来坊派と世界の山ちゃん派で論争が起こるほどだ。
私はどちらかというと風来坊派。
とにかく風来坊の客は、一心不乱に「手羽先」を食すイメージが強い。
一人当たり、手羽先5人前などはざらである。
とにかく、これからのビールの季節。
同僚達とビール片手に手羽先を喰らう。そんな飲み会も楽しいはずだ。
住所 東京都港区港南2丁目3-13品川フロントビル2F 〒108-0075
電話番号 :(03)6712-0181
営業時間 :AM11:00~PM11:00
(AM11:00~PM2:00ランチタイム/ラストオーダーPM10:30)
定休日: 不定休
http://tabelog.com/tokyo/A1314/A131403/13120290/
■番外編:スガキヤラーメン
余談ではあるが、こんな名古屋メシの記事を書いていると、「スガキヤラーメン」が頭から離れないのである。
「スガキヤラーメン」こそ、名古屋人の真のソウルフード。
学生時代のラーメン一杯と一緒に頬張るソフトクリーム
今考えると不思議な組み合わせだが、青春時代を思い出す味だ。
こちらは残念ながら現時点で、東京で食すことができない。
今最も、食べたい名古屋メシかもしれない。
最後に
名古屋メシの経験がない方は、今回ピックアップしたあんかけスパゲティ、ミソカツ、手羽先、全てのメニューにある「世界の山ちゃん」にまずは行って見るのも良いだろう。
今回は、名古屋メシを取り上げたが、ご自身の出身地の専門店も都内には、きっと存在するはずだ。
是非、望郷の念に駆られる料理店。
そんな店をホームとして探してみるキッカケになれば幸いである。