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雑談ネタ必要なし! 会話を続けるために身に付けたい『質問力』のすゝめ。

会話がどうも続かない……
話の途中に生まれる、微妙な”間”に苦手意識を持っている人も多いと思う。

自分はコミュニケーション能力がまるでない……なんて落ち込んでしまうこともあるだろう。
そんなとき、改善すべきは、会話を続けるために雑談ネタを仕入れることではない。
必要なのは、相手に”気持ち良く話させてあげる”ための『質問力』だ。
限りある情報の中から盛り上がるネタを探すよりずっと簡単だし、相手に好印象を与えられる。
今回は、コミュニケーションを図る上で必要な質問の術を3つご紹介しよう。

質問スキル その1:クローズド → オープン と質問を変える。

例えば、想像してみてほしい。
1対1、面と向かって会話をするシュチュエーション。
まず最初に、あなたはどんな質問を切り出すだろうか?

今日は天気が良いですね

なるほど、お決まりの問いである。
ただ、お決まりすぎてワザとらしさが否めない。

最近、仕事の調子はいいですか

仕事について互いに認識があるなら、これくらい踏み込んでもいい。
ポイントは、”軽くジャブ”を打ち込むこと。
最初の一投目から、「○○について、あなたはどう思いますか」なんて重い問いを投げかけたら、相手は面食らって少々困ってしまう。
ふとその場で思いついたことでいい、まずは軽い質問からコミュニケーションを始めよう。

しかし、軽いジャブのままだと、相手は飽きてしまう。
つまり、YES or NOで答えられる質問を続けるのはよくない。
自分も質問のレパートリーがなくなるし、相手も堪えるのに疲れてしまうのだ。
そこで、下記のような5W1Hを用いた質問へ徐々に移行させていく。

「この辺りでオススメの飲食店ってどこですか?」
「御社が今度始める事業は、どういった内容なのでしょう?」

いつ(When)……時間
どこで(Where)……場所
誰が(Who)……人物
何を(What)……行為
なんのために(Why)……目的
どのように(How)……方法、手段
※商談の場だと、いくらで(How much)が加わる。

いずれも、YES or NOで答えられる質問ではない。
相手に深く踏み込めるし、有益な意見や情報を得られる可能性も高い。
そして何より、回答が予想外なので、こちらも質問のバリエーションが増える。
自然と会話を続けられるというわけだ。

ちなみに、ビジネス用語だと、
前者のYES or NOで答えられる質問を『クローズド・クエスチョン』、後者の自由回答の質問のしかたは『オープン・クエスチョン』と呼ぶ。
質問力の基礎中の基礎。
ややこしいことを考える前に、まずはここから実践してみよう。

質問スキル その2:沈黙(間)を怖がらない。

なるほど、クローズド・オープンクエスチョンか……
と意気込んで、思い切って質問してみる。
でも、そうそう上手くいくほど、人間関係は単純に築かれるものではない。

しかし、だからこそ、過度な心配は禁物だ。
自分の質問に対して、相手からの反応が鈍かったり、間が長くても、気にしてはいけない。
言葉をど忘れしたのかもしれないし、回答に熟考しているのかもしれない。
何にせよ、じっと相手の回答を待つ姿勢が大切である。

一番やってはいけないのは、待つのに耐えかねて、質問を重ねること。
せっかく相手が答えを考えているのに、矢継ぎ早に新たな問いかけをするなど、失礼極まりない。
「もしかすると、失礼な質問をしたのかも……」と不安になるかもしれないが、あまり気にせず、これまでの会話の内容を確認したり、ほかに質問できることはなかったかと、思いを巡らせておけばいい。

もちろん、気の知れた相手なら対応は変わる。
回答に迷っているのか、思考中なのか、雰囲気で読み取れるだろう。
その際は、「……という質問なのですが、どうでしょうね?」と助け船を出してもいい。
ケースバイケースだ。

質問スキル その3:会話に困ったら、「そもそも」を活用する。

沈黙が長い相手は困る。
しかし、回答が素早く返ってくるのも困りもの。
こちらの質問レパートリーという名の弾丸が、次々と無くなっていく。
そこで、オススメなのが”そもそも”を盛り込むスキルだ。

Q.Aさんは、”そもそも”、なぜこの仕事に就いたのですか?
A.ある先輩と出会い、助言をもらったのがきっかけですね。
Q.”そもそも”、その先輩とはどのように出会ったのですか?
A.大学生時代のアルバイト先で出会いましたね。
Q.”そのそも”、そのアルバイトを始めた理由は?

……と、いうように、”そもそも”を活用する。
この質問術を勧めているのは、『相手に9割しゃべらせる質問術』の著者 おちまさと氏。

「お気づきのように、なんと”そもそも”だけで、どこまでも会話をつなげていけるのですね。
(中略)”そもそも”を使ってどんどん深堀すれば、相手の核の部分に近づいていけるのです。」

と記している。
質問に根詰まりしたら、”そもそも”を活用する。
是非、頭の片隅に置いておこう。

おわりに

質問力を鍛えれば、毎日は一変する。
コミュニケーションが捗り、より良い人間関係を築け、仕事も円滑に進められるだろう。
また、質問は何も人に対してだけの行為ではない。
「なぜ、ここに神社が建っているのだろう?」「どうやって、美味しいハンバーグを作るのだろう?」と、何事にも”疑問”を持つことで、あなたの知識や人間性はグングン伸びていく。
もちろん、一朝一夕で出来るわけではない。
まずは、クローズド・オープンクエスチョンを意識することから始めてみよう!

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