“駅前留学”なんてもう古い？もっとスマートに英語を学ぶ

一世を風靡した「駅前留学」という某英会話教室のフレーズ。
近所にいながら、まるで海外に留学しているかのようにネイティブ教師から英語を学ぶ、というシステムは忙しい現代人を魅了した。
でも、今となっては駅前で勉強するのだってもう時代遅れ。
このITの時代、コンピューターとネット環境さえあれば、いつでもどこでも、海外のネイティブスピーカーたちに英語を教わることができるのだから。
有料・無料の便利なウェブサービスを賢く使って、もっと効率よく、そしてうんと安価に、英語を勉強してみてはいかがだろうか。
今回は英語学習に使える、海外のネットサービスをご紹介しよう。

1. 無料でネイティブが添削してくれる『Lang-8』

http://lang-8.com/

「相互添削型」SNS、Lang-8。
自分の書いた文章を登録すれば、ネイティブスピーカーがすぐに添削してくれる。自分も誰かの日本語を直してあげることで、新しい人間関係が生まれることもあるよう。ネイティブスピーカーが添削してくれた部分にはタグがつけることができるので、繰り返し学習することだってできる。基本サービスはすべて無料なので、気軽に始めてみてはいかがだろうか。

2.4000クラスに無料でジョイン可能。『Verbling』

https://www.verbling.com/

日本では有名ではないが、そのクオリティの高さはほかのチャットサービスを大きくしのぐほど。
24時間いつでも、常にオンラインで語学レッスンが開講されている。なによりの魅力はそのクラスの種類の豊富さ。
英語のビギナーのクラスだけで4,000クラスが開かれ、英語のほかにも仏語・独語・西語などの言語も学ぶことが可能。
グループレッスンと個人レッスンの二パターンから選ぶことができる。
たったいま開かれているクラスにも、「Live Now!」ボタンを押すだけでいつでも視聴・参加できてしまう。
視聴するだけ（つまり自分は話さず人の話を聞くだけ）ならいつでも無料。グループレッスンの参加費は1クラス（1時間）３ドルと英会話教室に通うのに比べれば圧倒的に安価。

3.音声ファイルで発音添削も！『Livemocha』

http://livemocha.com/

4.テキストチャットで文法力UP！『ICQ』

http://www.icq.com/

メッセンジャーのようなオンラインチャットサービス。文法力や語彙力のアップに役に立つ。日本では有名ではないが、外国人の登録者が多いのが特徴だ。ただオンラインにしているだけで、見知らぬ外国人からコンタクトが来ることも。純粋な動機で話しかけてくれる人も多いので、まずは少しやりとりをしてみるのも楽しい。
話すのは追いつけなくてまだ抵抗がある、恥ずかしくて発音できない、という人はまずオンラインチャットで英会話をはじめてみよう。

5.会話のパートナーを見つけるのに便利な『My Language Exchange. com』

http://www.mylanguageexchange.com/

母国語を教えあう、ラングエッジ・パートナーを探すことができるウェブサイト。
世界中の人が登録している。
自分の地域にいる、日本語を勉強したい英語圏の人を見つければ、自分も日本語を教えつつ相手からは無料で英語を教わることができる。
ネット上の文通相手や、実際に会うラングエッジパートナーを見つける人も多い。
ただ誰でも登録できるので、相手がやましい心を持っているかどうかを見抜く素質も問われる。もし実際に会うのであれば、相手が信頼できる人かどうかきちんと確認をしよう。

いずれも、英会話スクールに通うより、ずっと費用が抑えられ、かつ時間に縛られずに使える便利なウェブサービスばかりをご紹介した。
これらを賢く活用して、もっと安く、もっと効率的に英語を学んでほしい。