初心者にも手が出しやすい!日本の部屋に相性抜群な北欧家具・インテリアブランド5選
北欧ブーム真っ只中の日本。
高級な北欧家具からインテリア、手頃な雑貨まで幅広く日本で親しまれている。
北欧の人々の性格や嗜好がとても近いのがその大きな理由としてあげられる。
北欧のデザインといえば、「シンプルさ」がその最大の特徴である。
個性を誇張する派手な家具よりかは、無駄が必要最小限に抑えられたデザインが人々から愛され、高く評価される。
しかし、そのシンプルさの中に、整然とした直線や美しい曲線が織り込まれ、家具にはどこか温かみを感じられる。
日本の伝統的な建築もシンプルさを愛でる価値観が存在した。
円や三角や四角だけで構成された建物には無駄がなく、その上自然災害にも十分に耐えられるよう工夫が凝らされた。
日本は明治維新に始まる、近代西洋文明の流入によってその文化は次第に忘れ去られてしまったが、その根幹を成す価値観は北欧に引き継がれ、150年の歳月を経て日本に「逆輸入」されている。
これが北欧家具が日本と相性が抜群なゆえんだと言える。
ここでは、初心者に手が出しやすい、お手頃な北欧家具ブランドをいくつか紹介する。
IKEA(イケア)
http://www.ikea.com/jp/ja/
初心者にお手頃な北欧家具の話題になって、IKEAに触れないわけにはいかない。北欧に限らず、世界の家具業界において圧倒的な低価格でグローバル企業へと拡大した、スウェーデンの家具ブランド。
ただ、その安さゆえに、平凡さが目立ち、質も決して高いとは言えない。
でも、初心者には間違いなくぴったりなブランド。
HAY(ヘイ)
http://www.connect-d.com/category/877.html
「IKEAだと物足りないけど、高すぎるのも嫌!」そういう人にはまさにHAYがオススメ。
1950〜60年代のデンマーク家具を継承しつつも、現代のライフスタイルに合わせた機能性に優れた、2003年にデビューしたデンマークのインテリアプロダクトブランド。
いかにも北欧らしいそのスタイルと、初心者にも手が届く価格設定より、数年前から日本でヒット中。
まずは、HAYから始めてみてはいかがだろうか?
artek(アルテック)
http://tabroom.jp/artek/
1935年にフィンランドの若者4人によって設立された、北欧のモダンなデザインを代表するブランド。
社名のartekは「art(アート)」と「tech(テクノロジー)」の造語。
感性と技術で、家具からインテリアまで幅広く手がけ、世界的に評価がとても高い。
厳選されたフィンランド産の木材をもとに、独自に編み出した技法を用いて生産する。
価格もそれほど高くないので、初心者にもかなりオススメできる。
BoConcept(ボーコンセプト)
http://www.boconcept.com/ja-JP/
デンマークで最も有名なインテリアブランド。
「Bo」はデンマーク語で「生活」。
人のライフスタイルに寄り添ったデザインで、世界60カ国で260店舗を展開する。
デンマークの伝統を重んじながら60年以上の長い歴史に裏打ちされたその腕は本物。
お手頃価格ではないが、「本物」を手に入れたい方は検討を。
Onecollection(ワンコレクション)
http://www.danish-interiors.com/partners/onecollection.html
デンマークのデザイン界の巨匠フィル・ユールの作品のライセンスを獲得し、復刻品を販売する家具ブランド。
決して安い買い物ではないが、どの製品も一流でこのブランドを買って間違いはない。
その意味で、予算があれば、初心者にもオススメのブランド。
大量消費社会の対岸にある北欧デザイン。
北欧家具はどれもクオリティが高いので長持ちし、愛着が湧きやすい。
初心者なら、まず安めのインテリアから入るのもいいし、または、お気に入りの家具を見つけて、それが多少高価でも長い目で見ればお得かもしれない。
北欧家具はきっとあなたの生活をシンプルにしつつ、新たな彩りを与えてくれるに違いない。